赤坂山(823.8M)
2005.10.16 曇りのち晴れ 9名

今日はいつもの山の会では無く、主人の元の会社の山の会に誘われて参加。例によって私はナース?役にて後ろから着いて行く。お天気はとても良いはずなのに、高速を走り敦賀インターを降りても雲が取れない。国道27号線からミニストップのコンビニのある信号を左に入るのだが、以前と違ってこの辺り道路が良くなっていて感じが違う。しかし山という部落を抜けて黒河川沿いに林道を行くと道はどんどん荒れてきて、こんなところですれ違いはどうするんだろうと思ってしまう。
会社の方の中で若者一人、この方は国内の山より中国など海外へ行く事が多いらしく、「基本的に日本の林道はどこに行ってもましです、車の天井に頭ぶつけながら行きますから・・・」とのこと。ふ〜んたいした事無いと思えって?
今日はてっきり粟柄越コースで行くと思っていたので、普通車で来てしまった。昨年12月の中頃に来た時はもっとひどかったが、今回は何とかセーフ。酔い止めも飲んでこなかったがこれもセーフ。最後の分岐を過ぎたところでロープが張ってあり、それではと右折してしまいすぐに間違いに気づいたらしく、リーダーの方から戻るよう言われロープをあげて通過するとすぐに黒河峠に着いた。
ここは滋賀県境で標識やトイレの小屋もある。10時15分頃スタート。
このコースは高度差も少なく楽チンコース。普段山登りしていない方も多いのでこちらからにしたのでしょう。
登山口からすぐに林道に出て、しばらく歩くと赤坂山3キロの標識のある登山道に又入って行く。
紅葉は未だ早いし、低い山では紅葉する前にもう葉がちりじりとなっていて、茶色くなって終わるのだろうか。
ジグザグと上がって行くとそのうち琵琶湖が見えるようになる。風は冷たく気持ちが良い。
スッキリとした展望では無いが、リーダーの方が相当な雨男さんらしいから、降らないだけでも良しとしましょう。

センブリ

      
途中三国山との分岐に出るが、あまり展望の良い場所ではないと言うと、皆さん寄らないで前に進んで行ってしまった。
平坦な道が続き、緩やかに下っていくと又展望が開け、琵琶湖が見える。
明王の禿と呼ばれるガレ場を見上げるように今度は登りり返すと、岩場の上に出る。
風が強く涼しいと言うより寒い!「汗もかかない、これが山登りか?」と普段登らないが体力十分の課長さん。
ここから赤坂山はすぐだが、遠くに見えるらしく「えー!あそこまで登り返すの?」との声もあがるが、案外近いのです。
不思議だがあそこまで〜!と思っても山では以外に時間がかからなかったり、逆に降りても降りても着かないという時もある。頂上はますます風が強く、日本海側から琵琶湖に低く雲が流れてきて、なかなかスッキリとしない。
たまに見せる青空は上空に広がっているのに、天候の回復は遅れている。
寒いので少し戻って潅木や笹の陰で昼食を取る事にしました。

モアイの像のような・・・

赤坂山


頂上に至る最後の階段の脇に小さく小さくシモツケソウが残っていて、何とも可愛い。
一味を沢山ふって豚肉沢山の豚汁を皆さんに作って差し上げたら非常に喜ばれ、次回からは「奥さんだけ来て」と言われてしまった。これからは暖かいものが欲しい季節、最後に熱いココアを飲んでもう一度頂上近くに行ってみるが、雲は低く流れてくる。せっかくだからキラキラ光る琵琶湖を眺めながら食事をとれると良かったのだが・・・
何年か前に春に大谷山近くまで歩いた時は風が心地よくて、とても良かった。今日は伊吹山さえかすんでいる。
帰りは皆さん元気であまり休まず駐車場まで。 福井県側の林道は長いので短い滋賀県側に降りようと言う事になりました。
やはりかなり荒れていて車のお腹をこすらないようにそろそろと行く箇所もありましたが、何とか無事通過。こちら側にもロープをかけた所があり、くぐって来ましたが他の車も何台もやって来ていて、あのロープは一体どういう意味?
荒れて危険と言うならもっと早めにかけておくべきだし、今一わからない場所にかかっていました。
下に降りるとやっと秋晴れの天候になり、ちょっと残念な山行?散歩?でした。

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