山毛欅尾山(ブナオ山)1.365M
2005.4.17 快晴 10名
駐車場(7:30)・・・発電所(7:45)・・・貯水池(8:12)・・・杉林 休憩(9:00)・・・頂上(10:00)・・・東端昼食場(10:10) 約520M 約630M 約920M 1.365M |
頂上東端(12:00)・・・貯水池(12:50)(1:00)・・・・発電所(1:16)・・・駐車場(1:30) (休憩時間も含みます) |
今日も絶好の山日和、朝5:30に集合し石川県一里野スキー場めざし出発!昨年行った時より5日遅れ、雪はどうなっているか・・・。世の中桜の満開がすぎようとしている暖かい時節に、アイゼンがどうのピッケルがどうのという話題の私たち。 いつものようにスキー場の駐車場に車を置かせてもらってトイレを借りようと思ったら今年は鍵がかかっていて使えない。 仕度を整え歩き出したら、地元の犬の散歩中の方が、もっと近くに置いたらとすすめて下さったので、右の写真の場所に停める。上の山が山毛欅尾山、今から行く尾根などよくわかります。 国道を少し戻り、中宮発電所に向けて下っていきます。 途中宴会のてんぷら用にフキノトウやコゴミを採取。 つり橋を渡ると発電所、例の導水管が待っています。 もう雪が張り付いていないので、横の階段を登ることにしました。ここはゆっくり登らないと後でバテるかもしれません。 |
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まだ鎖がかけられていないのでつかまるものが無い。 カタクリの花も一つ二つ見るばかりで、まだ葉がやっと出た状態でした。今回はこの山が初めてのメンバーが何人かいて、また、リクエストが多かったので決まったようですが、案内してくれるはずの金沢のKさん所用で参加出来ず、心配のメールが届いていました。なにしろ宴会が目的のようなメンバーが多いので、無理もありませんが大丈夫、しっかりした人も参加しています。 ゆっくり階段を登りつめると雪解け水いっぱいの貯水池、ここで一休みしていよいよ登山道に入ります。 両側のカタクリはまだです。雪もところどころ出てきますが、昨年より少し少な目か・・・という感じ。 そのうち今年初めてのイワウチワにおめにかかりました。 フリフリが可愛い!! |
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振り返るとひよこさん頑張っています |
急登が続きます |
導水管の急なことは覚えていましたが、それから後の登山道がこんなに急だったかなと思いながら、重い足を上げていきます。雪は締まっていて歩き安く、以前の方の足跡がしっかり残っていて迷う事もありません。結局アイゼンもカンジキも使わずにすみました。赤いテープなど持ってきていますが、今回は要所要所に赤い布など残されていました。 昨年は何も無かった記憶があります。 杉林を抜け、尾根を詰めていくと1.250M辺りで今まで大笠山(1.822M)だけしか見えていなかったのが、笈ヶ岳(1.841M)も並んで顔を出し良い眺めになります。ここからしばらくで広い尾根に出て頂上はすぐです。 雲ひとつ無く春にしてはすっきりとしたお天気が嬉しい♪ 頂上にはゆっくりでしたが2時間半で到着。 白山がどーんと大きく目の前にまぶしい! 風があるのでもう少し先の東端のピークまで広い稜線を行きます。笈ヶ岳に続く尾根を目前に眺めはすばらしい。 |
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この辺りの北斜面のブナはとても大きく見事です。 この高さでこれだけ大きいというのは何故? 風の来ない場所をさがしてピークの下辺りで宴会開始。 眼前は大きく広がる白山連峰で加賀禅定道、楽々新道、岩間道、中宮道、北縦走路等のコースを雪の下に隠し、上部はもちろん雪ですがそれがただ白いだけでなく日で光っている様子はまだ凍っているのがわかります。 スーパー林道も見え、昨年行った野田荘司山のずうっと先の妙法山も見えます。 ブナオ山は笈ヶ岳の中継点、尾根のずっと先には冬瓜山、シリタカ山(1.699M)が見え、もし体力があればテントや食料、水などしっかり持って一泊して行けるのでしょうが・・・。昨年同じ頃メンバーのIさんはスーパー林道がまだ通行止めなので一時間歩き、ジライ谷あたりから冬瓜山をめざし、笈ヶ岳に行ってきたとか、前夜発とはいえ日帰りとは超ロングコース。今日はこちら側から昨年に思いをはせて眺めている様子、きっと想像も出来ないくらい良かったのでしょうね。 |
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白山連峰の四塚、七倉山から右に目をやると、鳴谷山やショウガ山なども見えています。 地図を出していろいろ教えてもらうが番号でもふってもらわないとわからない?? 宴会は天ぷらあり、焼きうどんあり、ぜんまいの煮たのあり、etcでお腹いっぱい! 宴会中に下から金沢と小松からの男性3名、12時頃に笈からという男性1名が今日出会った方々でした。 積雪はまだ2メートル以上はたっぷりある感じですが、風は冷たいながらも春の色、気持ちよい宴会も12時なったので終えて、下山開始。雪は少し甘くなって来ましたが、かんじきを付けるまでも無く、雪がとぎれる場所まであっという間に降りてしまい、又貯水池でゆっくり休みました。あとは急階段をあわてず降りて発電所前のつり橋を渡り、登り返して駐車場まで上から1時間半で到着。まだ日は高い。帰り道の中宮スキー場の温泉に入り帰福。 今日も一日無事に楽しんで来られ感謝!! |
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