赤坂山(823.8M)

2006.12.11 晴れ 9名
登山口(8:05)−武奈ノ木平(8:48)ー峠(9:52)−(10:03)山頂(11:50)−登山口(12:50)

今日は久しぶりの山の会にしては好天、ずっと雨模様が続き、キノコ採りや忘年会などで会うのみ。
やっと12月にしては穏やかな一日となりました。
6時に集合して敦賀に向かいます。途中今庄を過ぎる頃から、道路の両端に除雪した雪が残っているのが見られビックリ!、確実に雪将軍は下に降りてきているのですね。敦賀に入ると又雪は無くなり、国道8号線から161号に入りマキノ高原スキー場の中まで車を進めました。ちょっと入った所にトイレの建物があり、その前が広いので停めさせて貰う。こちらから登るのは初めての人が多く、赤坂山初めての人も2〜3人。私は2年ほど前に来た時は黒河コースから登り、こちらに降りています。気温は低いが日が差し始めているので青空も期待できそう♪ゲレンデの奥、右側に登山口があり、標識も立っています。ここからだと3.4KM、まずアカマツの中の急坂を上り始めます。これがなかなか急で歩き始めにはつらい。40分あまりで東屋のある広場・武奈ノ木平(483M)に着きます。ここまではあまり展望もありませんが、ここからしばらくすると右手に伊吹山や琵琶湖が見え隠れしてきます。
広葉樹林帯に入るとすべて葉を落とした木々に、おだやかな日の光が差し込み明るい。厳しい積雪と寒風の前の柔らかな冬の一日、とても貴重な日のような気がする。
遊び遊び時間をかけて寄り道しながら行くと、右手に木の間から明王の禿が見える頃から登山道の脇に少し雪が現れる。
斜面にはイワウチワかオオイワカガミの葉がつやつやと元気にしている。調べてみてもどちらも生育しているので判断がつかない。大きなブナの林も終わり疎林になりやがて笹が出てくると、峠は近い。風もあまり無くて本当に穏やかな日です。
福井県側と大谷山との分岐、粟柄越はなだらかな笹の高原といった所にあり、昔は若狭とマキノを繋ぐ街道のポイントだったのだろう。前に美浜町側から登った時に掘り込まれた登山道を見て実感したものだ。ここから頂上はすぐで、寄り道しながらなので2時間程かかったが、1時間半程で登れるコースでしょう。
相変らず巨大な送電線は視界の邪魔をしているが、琵琶湖は冬の日を浴び静かに光っている。
物足りない2名と初めての2名は明王の禿まで突進!
その間に宴会の準備、誰にも会わないかと思ったがお2人さん宴会中に登って来たのと、帰りに1名に会っただけでした。
今日はスッキリと白山・別山も見え、振り返れば日本海、なんと贅沢な眺めでしょう。
そのうち4名が戻ってきて賑やかな昼食会は続き、相変らずの健康増量登山!そのままでした。
まだ12時前だが下山を開始、ますます天気は良くなっている感じで、明日から雨になると言うのが信じられない。
1時間ほどで下に着き、さあーお風呂にとささら温泉の前に来ると何と!今日からしばらく休館との看板。
仕方なく福井に向かって走り、365スキー場の温泉に入ってきました。これが露天風呂から眺める白山が最高に綺麗!
今年も皆さんと元気に登れて感謝の気持ちです。
来年もよろしくお願いします。

少しズームで

伊吹山

三国山と右下に明王の禿、奥に白山

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