赤兎山(1.628.7M)
2006.7.3 曇り 7名
梅雨の中、天気予報の一日曇りを当てにしてニッコウキスゲを見に行こうとなるが、朝方雨は降り続いている。 どうするのかわからないが、少し小雨になりかけているので6時集合場所に行くと、とにかく出かけてみようと言う事になる。 勝山市内に近づくにつれ雨はやんで来ているし大丈夫? 小原の林道を行くと、ムジナがまずお出迎え。 次にヤマドリのメス、しばらくして少し尾の長いオスが助走(?)しながら飛び立つ姿、今日のように雨が降ったあとの静かな朝に人間さんも来ないだろうと、ゆっくり餌を探していた事だろうに静寂を破る2台の車・・・・ごめんなさいねm(__)m 駐車場にはさすがに一台も車は無い。8時に長靴にストック代わりの傘を持ってスタート。風が吹くとバラバラと雨滴が落ちてくる程度で、結局たいして降られずに今日の山行は○! 靄が立ち込めて雨に洗われた緑が一段と目に映える。 しばらく行くと登山道の両脇にはギンリョウソウ、マイズルソウ、アカモノなどの花が続きます。峠からは道はグチュグチュ、ヌルヌル状態で長靴は正解!この山は余ほど晴天続きのあと以外は長靴がベターでしょう。 |
|
これは一体何? |
ブナ林 |
モリアオガエルの卵が高い所にぶらさがっている |
その下にはイモリ?の卵が孵化しかかっている |
頂上手前で |
頂上から小屋に向かう登山道 |
頂上手前からニッコウキスゲが咲いている。 昨年のように大豊作の年では無いだろうが、まあまあでは? 露に濡れてなお鮮やかなオレンジは登山道を楽しいものにしてくれます。小屋に向かう間はずっと咲いていましたが、湿原と小屋のそばはまだ蕾ばかり。小屋から先はどうかと見に行くと又、登山道脇はキスゲの行列でした。ササユリの蕾も少し。 白山展望など全く無しのガスですが、また趣があってこれもいいっかと、初めてのひよこさんには秋に又来てねとお薦め。 結局小屋まで1時間40分ほどかけて到着、貸切の小屋では長い宴会が続き、いい年をした中年男女が今回はどういうわけか相方とのなれそめを話すと言う面白い展開となりました。 はずれだったか当りだったか人それぞれ・・・ 人生は小説より奇なりとか、山もあり谷もある、最後楽しい山登りが出来ていい人生だったねえと終わりたいが結論。 帰る頃にはすっかりもやが無くなり、展望はきかないが雨の心配は全く無し。湿原も明るくなり、イワイチョウの花が見頃、まだコイワカガミが少し残っていて時々濃いピンクの顔を出します。沼には小さな小さなモウセンゴケ、その間を黒いおたまじゃくしのようなものが・・・湿原にも白い泡あわのモリアオガエルの卵がぶらさがっているのでイモリかなあ? |
|
イワイチョウ |
ここにも卵が |
ウラジロヨウラク 山頂から小屋の間はこの木が多い |
ミツバオウレン |
ナナカマド |
赤い花のように・・・これは病気? |
ゴゼンタチバナ |
帰途に向かう〜キスゲさんさようなら |
マイズルソウのあとはゴゼンタチバナ、その中に混じってツマトリソウがあったがピンボケ。 他の花もピンボケ・・・うまく撮れない。 1時間20分ほどで小屋から下に到着、誰も会わないかと思ったが、途中単独の男性、峠でもう一人で今日は2名にだけ会いました。帰りはみずばしょうのお風呂で汗を流し帰福。 家のリフォームに入るので1ヶ月あまり参加できない私をやさしくねぎらってくれた面々・・・ありがとう。 そう言いながら皆さんは7月中旬に1泊で雪倉へ、8月始めは1泊で蝶から常念にの計画・・・楽しそう(~_~;) それでは皆様方のページを眺めてこの夏は過します。 |
|