日野山(794.5M)
2006.1.12
曇りのち晴れ  3名

豪雪も少し緩み今日は穏やかな日になると言うので、M姉さまとJ子ちゃん3人でトレーニングに出かけてきました。
京の宮は都合でしばらく来れないとのこと、寂しい。
車を泊められるだろうかと心配して中平吹の集落に入りかけると、日野神社方面から降りてくる車が一台、これはと声をかけるとやはり登山者で下の道路の反対側にある生活改善センターの前に泊めるよう言われたとかで、私たちも戻ってセンターの前の広い駐車場に置く事にさせてもらいました。
かなりの台数にこれ全部登山者のでは無いだろうけど・・・と思いながら仕度をすませる。先ほどの方は敦賀から見えたそうで、写真を撮る感じからきっとHPを持っていらっしゃるに違いない、後から伺う事にしよう。集落をぬけて神社の中に入り、一同安全登山、家内安全、金運、子宝(これはないか)をお願いして登っていくと、白い柵がずっと張り巡らされていて、これはイノシシ対策だとか。反対側の荒谷コースの神社の前には電線のバリケードがあったから、日野山のイノシシは包囲されているのかしら?
カンジキを用意して来ましたが、使わなくても良さそう。
道は踏み固められて、沢山の方が毎日登っていらっしゃるのでしょう。
今年の豪雪は非常に水分を含んでいて重く、かなりの木々がばりっと二つに裂けていたり、曲がってしまっていたり、被害は甚大でしょう。これからが真冬の本番でどうなることやら・・・・
敦賀の方とは先になり、後になりしながら「暑い!暑い!」と言いながら登って行きます。思っていた以上に雪は重くなっています。1時間あまりで室堂の小屋に着きましたが、屋根にはかなりの雪がどか〜んとのっかっていてつらそう・・・
「すみません、雪かきしなくてはいけないのですが、先を急ぐ身ゆえ」とか何とか言い訳しつつ、ちゃっかり小休止させてもらい上に向かいました。気温が上がってきているので、時々上の木から雪の塊が落ちてきて命中することしばしば。
何度か林道を横切り、どんどん深くなる雪の中を元気に行進。850Mの標識までは何とか顔を出していましたが、そのあとはもうたぶん雪の中でしょう。
比丘尼ころがしも何もかもどんと雪の下、もうそろそろ頂上に近くなってきたのではと思う頃、先を歩いていたJちゃんが誰かとお話をしているので誰かと見ると、何と!Gさん。
いつものようにニコニコとお元気な顔、山スキーで来ていてあっという間に下に降りて行かれました。山スキーねえ・・・やってみたいけど間違いなく木に激突する姿が想像できて、これ以上見られない顔になったら・・・と思うとデ・キ・ナ・イ(-_-;)
その時そばにいらしたお爺さんは、1日に来た時は時間切れで8合目あたりで引き返して残念だったので、今日はここからもう一度登り返して1日の分を1回と出来るとおっしゃって、又私たちと登り出されて、まあ感心というかお元気と言うか頭が下がります。空はどんどん青くなってきて嬉しくなってくる♪
やはり青空と雪は最高の組み合わせ、雪が大好きなYちゃんとしては元気が出てきます。
おなじみのスギも雪をかぶって重そう!そしてその向こうにあるいつもの鳥居は雪の中。下の写真少し膨らんで見えているところです。右下の写真誰かが雪をほじって鳥居の頭の先っぽを出しています。
小屋は雪にすっぽり埋まり、入り口側は除雪されていて何人か休憩していらっしゃる様子でしたが、屋根の反対側は吹き溜まりというかすごいことになっていて、まるで大波をかぶったような・・・。私たちはお天気もいいので頂上で食べることにしました。
神社もかなり埋まっていましたが、その右側は平らのはずがこれも吹きだまりが高くなり5M近くはあるとのこと。
その陰で私たちが宴会していると敦賀の男性が来られたので一緒に食べましょうとお話をすると、やっぱりHPをもっておられて何とSIVA氏とのこと。お互いに聞いたことある名前で・・・と話ははずみ盛り上がって楽しい満足な一日になりました。
私たちのバカなお話に驚かれたのではないでしょうか・
何よりもうんとお若いのに私たちは羨ましがってしまいました。
待っても白山方面はぼやけていて見えず残念!
お腹も一杯になり下山開始、帰りは雪ももっと甘くなり時々足をとられごぼってしまいますが、元気に1時間で下に。
神社でお礼を申し上げて帰途に着きました。
下はセンター駐車場から見た日野山

M姉さまとJちゃんとSIVA氏
SIVA氏提供の熟女3人と言う題名の写真
 いつもなら平らな頂上の神社脇が大きな吹き溜まりで
 山になっています。

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