冠山(1.256M)
2006.11.3  晴れ 2名

この山には長く来ていない。かれこれ6〜7年ぶりだろうか。
連休で天気も良く暖かいので主人のお供で久しぶりに出かけてきました。 予想通り冠峠の岐阜県側にもこちら福井県側にも多数の車で賑わっている。運良く石碑の近くに停められて支度をしていると、ドライブだけにやってきたと見える方々にどれくらいで登れるかとか質問を受ける。
先週は会の仲間たちが金草岳にやってきている。
高度さ180Mくらいなので楽チンだよと言うが、少しの登りが来ると主人は休憩。11月に入っても気温は高く、風通しの良い地点ではホッとするくらい汗をかく。追い越され追い越ししながらゆっくりと冠平に1時間20分ほどかけて到着。紅葉は1.000M以下に下がっていて途中のブナなどはすべて葉が茶色になっているか落ちてしまっている。
谷を見下ろすと紅葉が広がり、大野方面に目をやると銀杏峰と部子山が大きく望める。

峠の林道は車・車・・   奥は金草山


冠平

頂上へ
冠平には沢山の人がいるので、私たちは斜面にザックを置いて頂上へ。ロープのある場所では順番待ちの状態。
主人と私はロープが無くても平気、皆さんの横をお先にと登って行きました。 頂上にも沢山の方が休んでいて360度の展望を楽しんでおられました。
穏やかな天気だし、家族連れでも来れてハイキングにはいい山です。記念写真だけ撮ってすぐザックの場所まで降りて昼食に。すると下の方で若いお父さんが子供たちのためにカイトを上げています。先ほど急斜面をおんぶして降りていた方で、家族サービス満点!!主人曰く「ああいう人には児童手当を倍あげなさい。」  子供たちも大喜びなのですが、他に見ている者も何か秋晴れの中、遮るもの無くゆうゆうと泳ぐ姿を見ていると幸せな気分になれます。写真の中の右上小さく白く写っているのがカイト。
ゆっくり昼食をすませ、下山開始。
一時近くになってもどんどん登ってくる人がいます。
先に降りていた例の親子4人に追いつくと、下の子供さんがかついでいるリュックの形が何とクワガタ!
きっとこれをかついで頑張って上に着いたら凧あげてあげるからねという親子の会話が聞こえてきそうな・・・
昨今の子供の虐待などの悲惨な話など無縁のいい親子でした。峠に着いて反対側のちょっと奥にトイレがあると書かれていたので行ってみたが、あまりの悪臭に2メートル手前までも行けませんでした。山はそっと自然のままが理想ですが、これだけの人出対策も必要かと思います。
帰りは日差しを浴びて色が映える紅葉を眺めながら林道を下って、池田町から福井へ。
その後一週間もしない内に冷え込んだ雨の後、林道は雪も降ったのでしょう、又通行止めになってしまいました。

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