伏拝(1.360M)〜北岳〜経ヶ岳(1.625.2M)〜保月山
2006.11.13  曇り  9名

  法恩寺山登山口(7:45)…伏拝(8:55)…北岳(10:50)…経ヶ岳(11:20)…(11:50)切窓(12:50)…
                 …保月山(14:05)…登山口(14:45)              (休憩時間を含みます)
久しぶりに沢山のメンバーと山に行ける、遅れないようにと目覚ましは3回にわけてセット。5時半集合だったが他にいろいろあり、少し遅れて大野方面に出発。美山や大野市内は少し朝もやが残っている。晴れてくれればいいのだが・・・
3台で来ているので、1台を広域基幹林道・保月山からの登り口の近くの展望台に置き2台に乗り換えて、法恩寺山登山口に向かう。途中まだ紅葉が残っていて綺麗なのだが、山は雪が残っていて半分紅葉、半分白い景色。この日大野市は最低気温1℃で林道は大丈夫かなと心配しましたが、凍っている箇所も無く何とか駐車場に到着。ここはうっすらと雪があり、昨日のだろうかタイヤ跡が残っています。
7:45頃スタート、始めから雪の上を歩く事になり今年初めてで嬉しい。でも木々から融けかけた雪が降ってきて冷たいこと!
そのうち鍵がどうだかと下で声がして、どうも車に忘れたようで取りに降りている様子。ゆっくり先を歩いて行くが、暑くなってきたので脱ぐ為ザックを降ろした時にケースからデジカメが飛び出たようで、途中ザックにつけたケースに手をやるとカメラが無い!!



大変!娘たちが新製品を買ってくれてまだ半年、どうしようと思ったがJちゃんさーっと先ほどの脱いだ場所に降りて行ってくれて無事回収・・・有難うございましたm(__)m 
何かドジなYちゃんで失礼いたします。
今回は法恩寺山の頂上は踏まず、あと500Mくらいの所で左に逸れてスキー場に出て伏拝に続く道に出ました。
ここから眺めるとこれから向かう北岳も経ヶ岳も遠くに感じる。あまり沢山の登山客が利用しないコースなので藪こぎがあるだろうと予想はしていましたが、ここからが大変でした。
思っていたより天候は良くなって来ず、伏拝からは白山の展望も無く残念!どんどん下って行きますが、雪が乗っているので滑るし、そのうち笹は背丈よりも高くなり両側から倒れこんでいるので足は取られるし両腕は濡れて手袋もびしょびしょ・・・
たまらず下だけ合羽ズボン履き、上は暑いし濡れてしまっているのでいいっかとそのまま尾根に取り付いて登っていきました。

伏拝

        
北岳(1.609M)まではなかなか遠い。
雪と笹と格闘しながらでも誰も引き返そうとか止めようとか言わない。春先の残雪時に藪こぎは十分やっているので慣れている。今日のリーダーのつーさん信頼して付いて行く私たち。
雲があがってくれれば景色も楽しめてすばらしい稜線散歩なのだろうが、笹をかき分けるのと狭い箇所で滑って滑落しないよう注意しながら歩くので時間がかかってしまう。
今日初めて参加のAさん、何という所を歩かせるのかと思ったことだろう。でも私たちの年齢半分よりまだ若いとあって元気だし、スポーツ関係のお仕事をしているとあって体力も問題ない。
晴れて白山など一望に出来たらきっともっと満足してもらえたのにと思うとちょっと残念でしたが、楽しい経験だったとのこと。
北岳から経ヶ岳までの稜線は素晴らしいが、左側からガスが上がってきている。誰かが乗鞍岳が一瞬見えたと言っていたが、あっという間に白くなってしまった。

    

    

       

頂上
やっと経ヶ岳頂上に到着。
誰もいないと思ったら女性2名が帰るところ、こんな日でも来る人がいました。風があるのでここでは宴会は出来ないだろうと、とにかく上半身濡れたもの全部着替えてフリースや合羽を重ねて切窓まで下山。これが急なのと雪が乗っていて滑るところやぬかるんだ所ありで大変!
切窓は丁度広くなっていて風も来なくて、やっと宴会開始。
皆考える事は同じで、寒いだろうと麺類が多くておにぎり食べないうちにお腹は一杯。
時々日が差してきて楽しい一時間が過ぎて行きました。
私は何度か経ヶ岳なら登っているが、このコースを巡るのは初めてだったので前から希望していました。
生憎の天候でしたが実現できて嬉しかった!(^_^)v
唐谷コースがまだなので来年は是非に。

もしかしてキノコなどと考えていましたが、今日は雪があり、それどころではありませんでした。


切窓から

   

   
こちら側は雪が少なくて楽チン。
だいたい5〜10センチはありましたから、違うものです。
牛岩の辺りで雪が張り付いていたら困るなあと思いましたが、ここまで来ると雪はほとんど無くて良かったあ!
あとは落ち葉を踏みしめてどんどん降りて行きます。
車を回収に行ってもらう為に男性二人とSさんに先行してもらっているのであとの者はのんびりとしたものです。
モミジやカエデの紅葉がまだ少し残っていて、登山道は落ちた赤や黄色の葉できれいな事!
中岳〜杓子岳〜保月山と降りていき、林道に着いたのが2:45くらい。出発から遅れて、間に鍵やカメラ騒ぎ、藪こぎと時間がかかり、車が展望台に戻ってきた時点で1時間の遅れで、残念ながら早く帰りたい組と分けて帰福。
無事楽しい一日を過せて満足満足(^_^)v
車を回収に行った仲間の話では中の平避難小屋の少し手前で、小熊が林道を歩いているのを目撃。
振り返ってみながら驚く様子も無く、ずっと車の前を走りそのうち下に降りて行ったそうです。お母さん熊はどうしたのでしょう?
早朝気分を害す事件のあったJちゃんに癒し系ペットとしてあげたいくらい可愛いかったと山の掲示板にありました。



六呂師方面

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