三十三間山(842.3M)

2006.6.11  曇り時々晴れ  7名

梅雨の入る前にということらしいが、主人の前の会社の山の親睦会の山行について行く事になった。
明日は私の山の会の方で野谷荘司〜妙法というプランがあり、断然こっちの方が涼しそうだし、お花も今からのいい場所・・・
でも主人の看護士役があるのであきらめよう。
8時集合でも遅いと思うのだが、お寝坊さんがいたらしく8:30に福井を出発、敦賀まで高速、27号線を三方方面に車を走らせ、相田交差点を左折、道なりに行くと水洗トイレの小屋までついた広い駐車場に着く。1時間半くらいで来れる、案外近いものだ。石碑や案内板まで出来ている。この山には6年ぶりくらいであまり覚えていない。10:25駐車場をスタートして林道を15分くらい歩くと、頂上まで3Kの登山口案内板がある。
杉林の中を行くと最後の水場、その上はジグザグに道が作られていて歩き易い。思ったより気温が低く乾燥しているのか、時々風も吹き心地よく楽な登山となりました。
アカマツが現れ、間のモミジやカエデ、ナラ類などの木々の緑とあいまってすがすがしい・・・。だけどどうしてこの山は下草が少ないんだろう?




林道脇にアカマツに害虫予防薬剤を散布してあるので山菜に注意という立て看板がありましたが、薬のせい?
何ともすきっと美しいのだけれど、何か不自然・・・
主人の歩行に合わせてゆっくり行くと夫婦松の看板があり、枯れた松の木、1本は切られてしまっている。
北西方面は開けていて三方の町や三方五湖が見下ろせる。
お一人お昼ね中、涼しく丁度いい場所かも。
今日は日曜なので沢山の車があった。20人くらいの登山客が降りてくるのに会った。いつもどこも中高年の多い事!!
お前もそうだろ!と言われれば全くハイッ!と答えるしかないのだが、山菜採りや登山に皆さん目覚めたのですねえ。
山頂まであと1.5Kらしい、頑張れ!と励ましてあまり休まずボチボチ高度を上げて行く。ここは急かなと思うと緩やかになり、初心者向きの良い山ではないかな?
もうしばらくで広い尾根に出るかという手前に風神の案内板、10Mと書いてあるが、もっとすぐ近くに石碑があった。
主人は硬貨を置き祈っている、何を?と聞くと変な願い事でそんなん聞いてもらえるのかなあと大笑い。



緑はとても綺麗で肺の中まで洗われそうな感じ、でもお花はちょうど端境期かな尾根に出る手前にやっとフタリシズカが・・・
これが1本しか出ていない、何でも3〜4本つく場合もあるそうでまだ見たことが無い。
笹原も両脇綺麗に刈られて邪魔にはならない。
雲が多いが眺めはまあまあで、秋に来ればススキの原っぱになるのだろう広く、芝のあるあたりで昼食中のグループもいる。
メンバーたちはそのまま先を行く、主人はガス欠状態か元気が無くなって来ているので、私が先を急いで頂上に行った後ここに戻って食事にするのかどうか聞く事にした。
皆さんは頂上の所で広げ始めているので、又私は少し下りゆっくりやってくる主人のザックをもらい頂上へ。
今日はゆっくりだったので駐車場から2時間程で上に到着、10分ほど遅れて主人も着けてめでたしめでたし!
2年半前の事を思えば大したもの、頂上に立てただけこの健康に感謝!感謝!


振り返って

頂上はすぐ上

頂上は潅木で囲まれ見晴らしは無い。
今日は虫もあまりいなくて助かりましたが、食事の臭いに?大型の黒アリがご出勤、あげられるような物があまり無くてごめんね。皆さんにいろいろ作り差し入れして喜ばれました。
私はザックが軽くなって嬉しい。
1時35分下山開始、時々日がさすもののむっとした暑さは無くて、雪・雪とわめいているYちゃんの私も元気。
私たちで最後かなと思ったらまだ10人程登ってくる人と会いました。原っぱでゆっくり眺めると遠く若狭湾の奥に青葉山までうっすらと見えており、反対側琵琶湖はと見るとわずか薄くあれが・・・・と言う程度なれど確認出来ました。
嶺南の山々は海から琵琶湖にぬける風のせいか、頂上付近はどこも木が大きくなれず笹の平原が多い。
下りは得意の私たち、他の方々を途中で待ちながら元気に下山。1時間40分ほどで駐車場に着きました。とにかくイノシシの被害が多いのか、この辺りどこもかしこもソーラーの電気を使って電線が張り巡らされていて大変なことです。


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