銀杏峰(1.440.7M)

2007.2.5 晴れ 11名

先週少し雪が降ったあと晴天が続いている。
土・日で登山者が入っていてラッセルもないだろうと、6:00に集合していざ!大野市へ。今朝の大野市の気温はマイナス6度。
宝慶寺手前の分岐で除雪されていないので橋のたもとに車を置き、少し進んだ所で右手の急斜面を登りいこいの森の公園に出て横切り登山口に出る。小屋の裏手から名松コースに入り尾根をしばらく行くと林道に出る。すぐ左手にとりつきしばらく登っていくと、仁王の松が待っている。道はつぼ足で十分歩けるが、ちょっと逸れるともぐってしまい抜くのが大変。
昨年はガリガリに凍っていた急斜面も積雪のお陰で難なく直登できた。毎回来るたびに条件が違い面白いのです。
天候は申し分ない、今日はサングラスも忘れていない、3度目にしてやっと頂上に立てると思うと元気が出る。
高度が増すに連れて風が出てきて、南風なのだが未だ気温は低くとても冷たく、たまらず上に重ねて着込み登る。
暑がりで汗かきの私でも今日はゆっくりペースで楽なのもあるけどあまり汗をかかない。


登山口

仁王の松

空が青い!
昨日なら霧氷など見られただろうが、強風のあとで木々はほとんど雪をまとっていない。
前山(1.150M)に着くと大野市を眼下に山々が光って取り巻き、白山・別山がひときわ白く近くに見えて雄大な眺めを提供してくれている。来て良かった〜!と思わせてくれる光景です。
これから行く右手には部子山がこれも白く輝いている。
一服したあと最後の登りに取り付いていく。
雪質がどんどん締まって良くなって来ている。
昨年もう少しの所で濃いガスで撤退した箇所と思われる所に来た。今年は雪が少ないのでブッシュが顔を出しているが、ここからは何もない雪原だけの世界が広がるのだろう。
左手には乗鞍岳や御岳が大きく姿を見せてくれているが、霞んでいて写真には今ひとつで残念!
ポールが見えてもう少しで祠のある頂上だ。
風紋が綺麗だ。新雪が無ければ凍ってガリガリの時もあるそうな。本当に広い真っ白い雪原だ、気持ちが大きくなるような・・・・「銀杏峰の主さ〜ん」やっと来れましたよ!

前山から

部子山

Yちゃんです

振り返って

風紋

  
3時間少し切って頂上に。
祠が顔を出していて本当に今年は雪が少ない。
風が寒いので記念写真を撮ったあと、風の来ない場所を探して下に回りこみ、宴会を開始。今日はツーさんがスコップを持ってきてくれて雪のテーブルを設置してくれた。U氏差し入れの猪の焼肉もあり11名もいるから賑やかな事!
お肉とても美味しかったですよ〜♪ 最後まで他の登山者は無く、私達だけの世界でした。日中は大野市は14度になると言う。
何と温度差20度、この時節に本当におかしい・・・
いつもなら吹雪いていてもおかしくないのに、太陽の光をたっぷり浴びながら美味しいもの次から次から・・・・、至福のひとときであります。まだ12時にならないけど、皆さん心もお腹も十分満ち足りたところで下山開始。
今度はかんじきを装着、雄大な眺めを堪能しながらもあっという間に前山に。かんじきをつけているのでもぐるのは気にせずどんどん急斜面も降りて行かれる。下に行くにつれ雪は甘く重くなり、登る時より汗をかいて1時間半で下山、車の場所に到着。

頂上

   

宴会終了

ひよこさんと白山・別山

道路わきの雪も少ない
 天候に恵まれ楽しい一日となりました。皆さん有難うございました(^_^)v
 今日もし一人だけ残されて家にいたなら「気が変になる」とは私だけで無く皆の弁。
 高度差にしたら荒島岳より100M程少ないだけだと思うのだが、こちらの方が疲れない。どうしてだろう?
 帰りは「あっ宝んど」のお風呂で汗を流して帰福。お疲れ様でした〜♪

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