三里山(346M)
2007.3.16 晴れ  2名

どういうわけか三里山に行きたいと主人が言うので出かけて来ました。次々と里山を網羅するつもり?
ここへは今から6〜8年前、鯖江市、今立町、河田地区共同で、「三里山を歩こう」というイベントが開催された時に申し込んで、出口コースからずっと歩き、今立の花筐公園まで降りた覚えがあります。公園に集まった我々を関係者の方が反対側の出口登山口まで送ってくださり、道案内や途中の説明、最後に薄墨桜を見ながら花筐公園に到着するとおそばの振る舞いまであって、楽しい一日を提供していただいたのです。登ってみねのVol.5にはコースの説明が出ていますが(、一般の地図にはルートは出ていません。が、一度行っているし、低い山だし道標くらいあるだろうと、過去に登ったように出口地区からスタートしました。
薄暗い杉林の中を行くとジグザグと上がって尾根に取り付きます。両脇にはショウジョウバカマが丁度見頃、尾根に入り少し日当たりの良い所にはカタクリの蕾が今にも膨らみそうな感じです。そのうち尾根を直登する感じになり、アキレス腱が伸びる〜
ロープもあって休みながら270Mの砦跡に来ると緩やかになり、ほとんど自然林の中を歩き、見晴らしの良い鉄塔のある地点を過ぎしばらく行くと293.1Mのピーク、雨降山三角点と書いた看板が木に付けられている。


急坂が続きます

あとはこんな緩やかな稜線

マンサクの花
あまり登る人がいないのか、木や枝が道をふさいでいたり、笹でおおわれていたり、道標も今ひとつわかりやすいのは無くて残念です。文殊山みたいに地域の方の散歩コースになっていないのでしょうか?まあとにかく稜線をたどれば頂上はすぐ、看板とベンチが二つだけありました。1時間少しかかったでしょうか、展望はあまり良くない。平日にしても今日は誰にも会わなかった。今日は今立に寄って「あみだそば」でおそばを食べるつもりで、簡単にパンとスープとコーヒーのみで済ましました。
ふっと見るとマンサクの花が満開・・・
帰りをどうしようか迷いましたが、頂上の少し手前の分岐で雨降神社跡への標識があったので行ってみる事にしました。
道は広く切られ、ゆるやかにジグザグと楽チンです。
所々豪雨の爪跡なのか削られています。
一気に土石流が下ったのではと思われる様相です。
それでも歩くには困らないようにしてあり、途中少し広い場所に神社跡の碑などもあります。もう少し下るとミズバショウの咲く湿地があります。ここへは来る時に歩いたコースから少し降りればいいので、下に降りる道がわからなかったら、登り返して戻ればいいと思っていましたが、下に向かっている道がきちんとあります。歩き易いのでこちらから登ればいいのかな?

マンサク

雨降神社跡
途中滝へという看板があり、見に行くと名前も無い?滝があり、新緑の頃にはなかなかのものでは?
そのうち堰堤が見え、豪雨の後に新しくもう一つ作ったようで、古いのと二つ並んでいます。雨降神社と書かれた鳥居が埋まったように立っています。林道はここまでついていて、鎖さえかかっていなければ車で来れるはずです。私達は車を泊めた出口地区まで歩きました。林道の脇にはキクザキイチゲが可愛く咲いていて、春はどんどんやってきています。
林道の終点、村の道路との境にはしっかり鎖が・・・。「登って・・・」の説明で見ると原地区に降りて来たのですね。
川島コースへ降りる道は見逃してしまったことになります。
次回桜の頃に川島コースを登り、花筐公園に下りることにしましょう。もう少し標識が欲しいかなと思います。
途中、川の中で長靴を洗いながら車まで戻り、おそばを食べに行ったのです。半日で森林浴が出来るポイントが近くに沢山あり、幸せな事とすべてに感謝!

鳥居と堰堤
  

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