取立山(1.307.2M)〜
2007.4.23  7名 曇り

この時節、山選びにはリーダーも頭を悩ますようで、林道はまだ閉鎖のところが多く、かといって例年のように雪ははりついていない。芽吹きはこれから、花もイワウチワくらい・・・
おまけに用事のある人があり、遠くには行けないので近くの山でと言う事で、取立から行ける所までということになりました。
が、が、5:30集合に遅れたYちゃん! 半分ボケた頭でとにかく後を追おうと出かけたのです。取立の小屋までは一人でも行ける、鳥の声でも聞いて来よう、もしかして天気の具合では小屋止まりと言うから宴会しているかもしれないなどと考えて車を走らせたのです。30分遅れで福井を出たはずでしたが、東山いこいの森から上も雪は無く結局上の駐車場に着くと、見慣れた車が2台、皆さん靴を履いている所でした。どうしたの?と聞かれてもスピード違反で一度も捕まった事の無いYちゃん・・・ですので、何とも答えようが無い。とにかくまぜて貰って7:00スタート。
右手の杉林は伐採されて風景が違う。どうするのでしょう?

取立山頂上

ミズバショウの群生地

こつぶり山頂上
今年は本当に雪は少なく、1.000M辺りからやっと雪が現れる。鶯の鳴き声だけ春を感じさせてくれる。
ピンポイント予報では3時頃からやっと晴れて来るとのことだが、だんだんガスの中に入っていく感じで、雨が降らないだけましか・・・。途中、小屋で泊ったと言う登山者2名に会う。我々は1時間で山頂に。昨年の雪ならこのまま下に下って板谷の頭から鉢伏山へと向かえるはずだが、かなうはずも無い。
頂上から小屋に向かって降りる途中に道はあるらしいが、藪こぎとガスで方向がわからないとあきらめ避難小屋に向かう。
小屋の周りも雪は無い。まだまだ時間があるのでごまんどうの方に少し行ってみようと言う事になりました。
しばらくは良かったのですが、すぐ藪だらけになり、雪と倒れた笹と潅木などで道がわからなくなり、少し間違ったが戻り修正、服を汚しながら進んだのです。やっとガスが無くなり近くの山が見えかけてきた頃、あと30分くらいのところでもう藪こぎは嫌だと5対2で負けて引き返すことに。この負けた2はもちろんいのししJちゃんと私・・・。

この後は藪の連続

取立山
こつぶり山に戻り、風の当たらない所を探して昼食開始。
3時間ほど歩き回ったお陰で、皆お腹がすいてビールが美味しい!本当は始めから雪が少ないので行けるとは思っていなかったし、天候の具合から見ても白山展望は無理だったろうが、出来れば白山眺めながら稜線歩きを少しでもしたかった。
来年はもっと早い時期の好天の日にに必ず鉢伏までと約束してもらいました。下山は大滝コースへ。
雪の全く無い尾根道からは反射板のあるごまん堂方面や林道が見えます。滝の上の岩場は雪解け水が多く、いつも見るより滝はどうどうと水を滝つぼに落としています。
その後、2箇所くらい雪が張り付いていて、凍っていたら怖そうな場所がありましたが、あとは楽チンなコースで、下の駐車場に着いたのが12:15。ゆっくり「みずばしょう」の温泉で汗を流して帰福。帰る頃からやっと日差しが・・・、天気予報があたることもあるのです。消化不良ながら久しぶりに皆さんと会えて楽しい一日でした。


    

    

滝からしばらくの所
花はイワウチワがやっと開きかけたものが少々。
ミツバオウレンの白い小さな花が少々でした。

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