荒島岳(1.523.5M)

2007.1.20 曇りのち晴れ  5名

昨日Jちゃんから急にお誘いの電話・・・
天気は良さそうなのでOK、何人になるか心配したが5名集まり、ベテランのつーさんも同行してくれるので安心。
6時に集まりカドハラスキー場に、暖冬でここも営業ならず、斜面は雪で覆われているもののブッシュだらけ・・・
出来るならお金で楽したいのだがリフトは無し(~_~;)
駐車所に他には車は少ない、皆さん今からなのでしょうか?
7:10スタート 風が冷たく耳が痛いので帽子は暑くて嫌いな私はミッキーマウスの絵の着いた耳当てを着用。冬山はこれが一番!リフトの一番上、登山口までが一番嫌な所で40分かかりやっと登山道に入ります。足跡は残っていて雪は少ないと言うものの、これがなかなか歩きにくい。森の中に入ると風は無くなり、うさぎの足跡がたくさんついている中、ゆっくり進んでいきます。
かんじきをつけるほどでは無いので、つぼ足でシャクナゲ平の下まで行き、ここからは左に回りショートカットするのでかんじきをつける。これがなかなか装着に手間取り、普通にシャクナゲ平を経由したのと変わらないのじゃないかと・・・・(~_~;)

ブッシュの目立つスキー斜面

ここから登山道

もちが壁
いつもならいくつもスキーの跡があるのだが、今年はこの雪の状態では藪が目立ちまだなのだろうか。
それでもこの辺りでは1M以上はあると思われる。
もちが壁までかなり時間がかかってしまい、すでに9:45.
先を行く登山者3名が初めて目に入る。
最近の温度の高いのと新雪があった後で、壁は凍るどころか雪・雪状態でかんじきを蹴りいれて足場を作りながら上がる。
それでもずるずると戻ってしまい、やっと尾根に出ると、小嵐島やシャクナゲ平が日を浴びている。シャクナゲ平に沢山の人がいて、小嵐島の方に道が出来ているのできっと中出コースからの登山者だろう。後で聞いた所によると、金沢大学の学生さん12名昨日から来ていらしたそうです。
天気は良くなって来ているのだろうが、まだスッキリとは行かず、白山も時々顔を出したり雲に隠れたり・・・・
いつもひょうひょうと歩く健脚のT氏が珍しく遅れ気味。
少し待ちながら姿を捉えては歩いていると、単独の男性が追い越していかれる。この方は「錆鉄人」と言われ100名山をすべて日帰りで制覇したという!!!???福井県の方でHPも開いておられたのだ。


例年より雪が少なく暖かい分、モンスターもエビの尻尾も風紋も小さく迫力に欠ける。太陽は出ているもののベールをかけたようでまだスッキリと晴れ渡ってくれない。でも雪山必携のサングラスを忘れてしまった私には有難いのでした。
風が強くなって来てやっと頂上が見えた!と言う時間は山頂は強い風で雪が舞い上がり、顔にあたり痛いくらい。
北海道を思い出した!地吹雪状態なのです。
あわててカッパを羽織り写真を少し撮って退散することにしました。先の3名の方々も錆鉄人さんも早々に降りていかれる。
今までこんな目には遭わずにすんでいたので、特に単独峰は頂上は風が強いこと忘れていました。
T氏ももう少しの所まで来ていましたが、お疲れのようで一緒に降りることにしました。どこか風の無い場所と言っても結局壁の下まで行かなくては遮る物が無い。するとどこかでお会いした事のある方が・・・写真家の岡本守司さんみっちゃん
まさか白山でなくて荒島でお会いするとは!
いい写真撮ってくださいね。

何?祠かな?

今年はまだ雪屁も小さい

白山と別山
もちが壁では出来る限り道を壊さないようにと思うのだが、ズルズルと落ちてしまう。
やっと風の無い場所に着き昼食とする。4時間以上歩いているので皆お腹がすいてしまっている。11:40
やっと雲が薄くなり、白山方面もしっかり見えてくる。
今頃頂上では風は落ち着いているだろうか。
焼きハム・おでん・ワンタンスープ・ギョウザ・ぜんざい等など
お腹一杯になりほーっとして1時間以上もゆっくりしてしまい、12:50下山開始。シャクナゲ平からの道に合流すると来た時と違いしっかり踏み固められていて、かんじきは必要無さそうと脱いで降りる。頂上のあの風がうそのように穏やかな日差しと明るい空、もうすぐそこまで春が来ているのではと錯覚しそうな・・・
スキー場に入ったのでお尻滑りしようとビニール袋敷いて座るがいつもの年のように圧雪していないのでほとんど滑ってくれない。あきらめてトボトボと降りて2:30頃駐車場に到着。
満足な一日となり皆さんに感謝! 用事のある私はお風呂に行く皆と別れて帰福。途中大野市内から眺める荒島はすっかり晴れ渡った青空のした、済ました顔でいるのです。

宴会中

           

大野市春日あたりから  大寒と言うのに平野には雪が無い

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