木無山(1.328.6M)

2007.2.19  晴れ時々曇り  10名


大野市内より
大野市に入って右手に荒島岳を見るとその奥に三角の山・・・
何時も気になって名前だけ聞いていたのだが、今回天候が良くなって来ているので「行く」との連絡。この機会を逃すと何時行けるかわからないので参加することに。
6時に集合して和泉に向かうが雪が少ない、荒島でさえすごく減っているのがわかる。和泉スキー場が滑降可能なので大丈夫か・・・。スキー場の手前の長倉谷林道に入る所で車を泊め準備にかかる。スキー場上部から蛇鏡岳を経由して登るコースがあるが、長いのと痩せ尾根を通過しなくてはいけないので、今日は一番楽なコースにしたとのこと。全部で2時間半くらいあれば頂上につけるはずらしい。それではと7:50スタート。
しばらくはブルドーザーの跡があり助かったが、その後は山スキーの跡だけで雪はもなか状態。
手違いでカンジキの無い人1名、買ったばかりのスノーシューでピッタリ合わせていない人1名,雪山初めての人1名・・・林道歩きが40分のはずがなかなか来ない。地図で見ると尾根に取り付く地点がもうこの辺り?らしいが私にはわからない。

登るのは裏側から

ここからはカンジキつけて

どこを渡れば安全?

右手奥に和泉スキー場が
後方でリーダーが呼んでいるので戻るとやはりスキーの跡らしきものがついている所で間違いないとのことで、林道を降りるがもう雪は少なくなっていて谷川を渡らなくてはいけない。いつもの年なら全部埋まっていて簡単にとりつけるらしい。
丸太が1本渡っていて雪が少し載っている。男性たちは渡っていくが、つかまるものも無く落ちたら大変!。が、私は思いきって渡りかけ、向こう岸でストックを伸ばしてもらい無事成功。
他の方々は少し上流で渡れる所探して何とか全員尾根にとりつく。ここからますます雪の状態は悪く、カンジキ付けていてさえもぐってしまう。いつもならまだ下の雪は固く締まっている筈が、もう地面が暖かくなっているのか、凍る日が少なかったのか限りなく沈んでいく。そのうち木々の間から毘沙門岳や枇杷倉山・小白山方面が見え出す。
カンジキ初めての方がいてきつく締めすぎて足が痛くなったり、ゆるくて取れたり、スノーシューもすぐはずれるとか・・・
カンジキの無い1名どうしたかと言うと、木の枝を十字にして靴底にテープで留めて上がって来たと言う。

大日 (下山時に撮ったもの、雲が・・・(ーー;))

小白、枇杷倉方面
いろいろあって予定通りには行かない。
スキーの跡もどこかで無くなっている。
そろそろ3時間近くたつので、足のつりかけた人もいると言うので止めると言う声が下から聞こえてくる。
「待ってください!!」機会が少ないYちゃんとしては頂上に立ちたい。月曜に代休をもらってやっと参加できた会長も上に行きたいとのことで許可をもらい、先行していた5名は少しガスがかかりだした上を目指して登山続行。稜線に出るまでは雪と格闘、広い上部は木々が少し霧氷をつけて綺麗にお化粧してお出迎え。
風が強く雲の流れが速いのだが、晴れそうに無い(~_~;)
生憎展望はきかないが、もう少しこのあたりかと進んで行くと、潅木につけた木片に木無山の文字が・・・。11:05良かった!と記念写真を撮り下で待つ仲間の元に急いだのです。
荒島が近くに見えるというし、本当なら素晴らしい眺めが得られるのだろう。残念だったがあきらめるしかない。
山スキーとボードの跡がある、昨日のものだろうか?

稜線に出ました♪

木片に名前が・・・

     

頂上で
少し下るとあとの5名は風をよけた斜面でテーブルを作り、もう出来上がっている様子。着替えるほども無く、上にダウンをはおって私たちも昼食開始、距離は歩いていないので疲れていないが、お腹はすく。じっくり急ごしらえのワカン代わりの足元を見せてもらう。ふ〜ん、少しは役に立つのだ・・・
スノーシューは今どんどん種類が増えてきていて、利用者の数も多くなっている。山の雑誌などを見ても使用した人達の感想等も書いてあり、欲しいかなあ〜と思わせる感じがするがどうなのでしょう。日本のこのあたりの山に合うのか・・・、高いし・・・、よ〜くじっくり皆さんのを見てから考える事にしましょ。
今のところ長時間のラッセルとかに無縁の私は、カンジキで十分楽しんでいる。

お疲れ様!

小さいのがあるんですね
12:10宴会終了して下山開始。
ますます雪は甘くなりどうしようもない感じで、木々の間の雪の無いところに足が入ってしまうとなかなか抜けず、あちこち皆さんの悲鳴やもがく声・・・。振り返るとかなりの急な斜面もあり、登っている時は気がつかないものだ。
右手にスキー場から登るコースが奥に見える。
痩せ尾根はあの辺りか?と眺めながら1時間ほどで谷川に着く。何とか岩の上を渡りあとの方の来るのを待つ。
林道歩きは思っていた以上に長く感じられた。13:50林道入り口に到着。リーダーはいろいろあったので面倒見ながら、荷物も引き受けながら非常にお疲れのようで、本当にご苦労様でした!!帰りは九頭龍スキー場のハーブ湯(300円)に浸かってから帰福。このスキー場も下はわずかに雪が張り付いている感じ。上部の急斜面は大丈夫みたいでした。福井大学の生徒さんが沢山実習?かな来ておられました。
次回はもう少し条件の良い時に来て見たいものです。
でも楽しい一日で感謝感謝!!

    

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