山毛欅尾山(ぶなおやま)1365.1M
2004.4.12 7名  晴れ

石川県のKさんのお誘いで、今日は一里野スキー場の向かい側から登るこの山に決定。はじめなんと読むのかわからない。
ブナオヤマ?聞いたこと無いなあと思いながら普通の地図を見るとちゃんと出てます。朝五時半に集合して一里野スキー場に向かいました。7時45分スキー場に車を置きスタート。車道を少し戻り谷のほうに向かい、雪の残った車道を下って尾添川のつり橋を渡り、対岸の中宮発電所まで行きます。
お誘いのメールに心臓破りの階段とあったのはもしかしてあれ!?当り!
嫌な予感は当り、発電用の導水管のわきの階段が登山道。これが長くて急で見上げると延々と続くので息を整えながらゆっくりと登る。右の写真のずっとずっと杉林の奥まで階段は続いています。スキー場の駐車場から35分で貯水池に出て、ここで一休み。
一気に高度は稼いだかも。回り道もあるらしいのですが時間がかかってしまうらしい。
貯水池を抜けると、普通の登山道になりますが、道の両脇はずっとカタクリがあり、まだちょっと早いのか咲いているのはちらほらです。これが全部咲いたら見事な登山道でしょうが、普通の道はしばらくでなくなってしまうらしい。やはり残雪期に登ると良い山なのでしょう。そのうち雪があらわれ、適度に締まって歩きやすく、急登が多いですが何とか高度を上げていくと、左手前方に大笠山(左)が先に見えてきます。そのうち笈ヶ岳(右)も顔を出して来てくれます。
暖かい日が続いたので固く凍ってはいないので、アイゼンまではいらずキックステップで最後の急登を終え、ゆったりとしてきた尾根を登ると頂上に到着。ここまで丁度休憩も入れて全部で2時間半。目の前に白山がどかーんと大きく、北方稜線の山々が連なり、光っています。いつも見る白山の方向とは違い、大きい!記念写真を撮り、ブナ林の間から笈ヶ岳と大笠山を見ながらもう少し先のピークで宴会をすることに。
右は笈ヶ岳(1.841M)。ここから積雪時には尾根をたどり笈ヶ岳まで行く事ができるそうです。
いつも皆勤賞もののリーダーが珍しく欠席。何か会議があるそうなので、「良い会議日和で。こちらは笈を肴に会議中」とかいろいろメールを送ったら12時過ぎに怒りの電話があり、悔しさ満々。皆はこれで普段行けない人の気持ちがわかっただろうと大盛り上がり。ごめんなさいね!
今日は先に男性一人が登っておられただけであとは私達だけ。ゆっくり食べた後、12時15分下山開始。ショウガ山とか鳴谷方面の山も見え、小松方面の平野、少し霞んでいましたが海の方も見えるのでしょう。下りは急なので気をつけながらぐんぐん高度を下げ、貯水池で休憩。左手に一里野スキー場が見え上はまだ雪が残っています。道水管の階段を慎重に降りていきますが、もし一人がこけたらドミノ倒しのように皆下まで転げ落ちる恐れ有り。
今まで会に入ってから一度も怪我など大変なことは無く、充分気をつけて安全に楽しくがモットーなので、今日も無理せず元気に降りて来ました。又橋を渡り、登り返して車道に出て1時間45分で到着。
中宮スキー場の温泉につかってから帰宅。
天候に恵まれ、初めての山を堪能。
白山の展望台、新鮮な360度の眺めで感激の一日でした。

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