大仏寺山(807.4M)

2004.6.14  晴れ  2名

梅雨時とは思えぬカラリとした晴天で家にいられず、遅く出て早く帰れる、眺めのいい場所というので永平寺に車を飛ばす。以前に吉峰寺側からの縦走で、まだダムの工事が完成していない時に降りてきたコースだ。今は滝の分岐まで遊歩道が出来ていて感じが変わっている。10時過ぎに幅広く作った道を歩き出す。左手に時々昔の道だろうという踏み跡が見える。虎斑滝の分岐まで10分くらい、
その後は元の沢伝いの道になる。
ここからは急登で、風もなくフーフー言いながら30分程で「御開山硯石水」と書いた碑があるところを通る。ここからすぐ少し広くなった大仏寺跡につく。ここから見上げるブナやミズナラなどの木々は大きく、ひんやりとしていて落ち着く。綺麗なお顔の仏様?が大きな石の間に安置してある。屋根も無く、冬はどうなさっているのだろう・・・
時期的に足元に花は無く、ミヤマカタバミ・ユキザサ・イワウチワ等の葉だけ存在を示していた。大仏寺跡からはジグザグに上っていく。ヤマボウシとコアジサイの花が咲いていた。
歩いた時間は1時間ほどですんでしまった。(トレーニングのつもりで来たのだから、まあいいとしましょ。本当はもう少し先まで歩くつもりが、待ち合わせに手間取り、結局頂上を少し行った地点で時間切れ。)
最後の階段を上りきると青空が待っていた。白山方面から浄法寺山方面までくっきりと広がっている。
今日、山の会のメンバーは銚子ヶ峰から一の峰に行っている。用事があるKちゃんと遠慮深いYちゃんはお留守番なのだ。今頃一の峰山頂で宴会中だろう。お花がいい時期だろうなあ・・・と別山に続く山並みを眺めることしばし。こちらも軽く昼食をとり、12時40分、又、急な階段を降り始める。

滝の分岐まで来たので、せっかくだからとザックをおいて見物に行く。5分もすると涼しげに「虎斑の滝」が現れ、鉄の階段がつけてあるので、上っていくと滝の中間点、その又上の階段を行くと1番上部まで行ける。(しっかりとした靴を履いてでないと、非常に滑りやすい場所が多いので、ここまで散策気分で来た方は注意が必要かと思います)
マイナスイオンたっぷりだ等と言いながらしばらく涼をとり、ミズブキ1把分だけ頂いて帰ってきました。

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