岩籠山(765.2M)
12月22日 曇り 6名

今年最後の山行きとなりました。
日暮れも早く気ぜわしい事から近くの山をと計画していましたが、天候がどんどん変わり、嶺南のほうがいいらしいというので、まだ行った事の無い人2名いるのでこの山に決定。雪も大した事無いかと思いましたが、敦賀を過ぎて8号線をそのまま行き、市橋の信号を右折、しばらく行きましたがJRのガード下手前で車はストップ。すこし戻って小屋のあるところに停めここからスタートしました。林道をしばらく歩きますが、いのししやかもしかの足跡だけで誰も入った形跡無し。この雪では沢渡り大丈夫かなと少し心配でしたが、ベテラン陣と一緒なので余計な事は考えず歩け歩けのYちゃんでした。
熊の足跡がはっきりとあり、まだ冬眠していないのでしょうか。始めは雪の量も大したことなく、心配した水量も思ったほどではなく、順調に沢渡りを繰り返していましたが、そのうち雪の量も増えて交代でラッセルしますが、なかなか峠まで着かない。谷の両脇の急斜面からなだれていたりして深いところもあり、よく見ると大きなあられの層が中間にあり、これが踏みしめてもざらざらとまるで発泡スチロールの上を歩くような感じでうまく進んでくれない。
かんじきをつけると沢を渡るのに危険だし、なかなか難しく面白い行程になりました。やっと沢ともわかれて最後の急登。
普通は峠の手前で右に迂回する道が出来ているらしいのですが、今日はそのまままっすぐ峠をめざし、峠からは尾根道をお腹がすいたあと言いながら頂上めざしました。やはり谷を出ると風は出てきて冷たく、結局3時間もかかり到着。すぐ着替えて宴会開始。
頂上から見るインディアン平原。
今日は時間切れなのと雪で笹の中を進むのは困難だろうと頂上で我慢。
テントを担いできてくれてましたが、風の来ない場所でそのまま大丈夫でした。敦賀湾を見ながらお酒を友に焼肉、ちげ鍋、蟹ぞうすい、ぎょうざ、etcと相変わらず皆さん何でも持ってきて調理します。帰りは1時間半あまりで車の所まで。誰も谷川の水に落ちる人もいなくて楽しい一日でした。
普通に見れば、この寒い中で何やってるの?と思われそうな私達。
ところが雪の山は、また別の良さがあり、私は夏より大好きです。危険な高い山や天候の悪い日は行かないし、ベテランの方と行けば安心していられますので、違った楽しみが得られます。寒いでしょと言われますが、すぐ乾いた温かい物に着替えてフリース、セーター、ダウンなど気候に合わせて重ね、その上に合羽上下着て風予防すればばっちりです。
私はフリースのマフラーとホッカイロを忘れません。軽くて小さくて威力は大!耳当てなどもいいですよ。
お尻をおろす時もかんじきを重ねて敷いた上に、ザックを背面を上に載せて座れば雪の冷たさも感じません。
すべて先輩諸氏から伝授されたもの。ホッカイロは足がつりそうな時貼るといいですよ。
こんなこと皆さんよーくご存知でしょうが、私はひとつひとつ勉強でした。初めての方参考にしてください。
今年一年見てくださった方々、有難うございました。来年もよろしく。
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