残雪の涸沢

2002/5/6-7  5名

                                      写真をクリックすると大きくなります。

5/6日快晴
朝4時半集合、大野まわりで清見インターで降り平湯に車を
止め上高地に入る。8:20出発。連休最後の日なので上から
降りてくる人が圧倒的に多い。やっとけしょう柳が新芽を出し
はじめたところで、今から春と言う感じ。道にはニリンソウが
咲きかけ、エンレイソウもちらほら。横尾に近ずくにつれ道に
雪がへばりつくようになる。
横尾に11:00前に着き昼食。11:30横尾大橋
わたりいよいよ登山開始。屏風岩が迫ってくる。残雪が多く
なり本谷橋あたりがどこかわからないほどの雪で谷は埋まっ
てる。あくまで空は青くなんと我々は普段の行いがいいのだ
ろうと天候に感謝しつつ雪渓を直登。
雪がゆるんでいるのでアイゼンは必要でなく、涸沢への道
は急登になるはずが大量の雪に埋まっていて、楽に上が
れたのでしょう、時間が少なくてすみました。左手に大きく
回り込みしばらく行くと、奥穂やカールが見えてきます。
2:10に涸沢ヒュッテに到着。
雄大な眺めに感激ひとしお。この時期にこの場所に立てる
と思っても見なかった。スケールの大きな景色はカメラに収
まり切れないほど。春山スキーを楽しむ人もいて,反対側を
眺めると蝶が岳方面もくっきりと見えます。充分写真を撮った
後は、毎度のごとく宴会、宴会。小屋の食事もおいしく感謝!
2名滑落事故があったとかで、ヘリが暗くなっても3.000メート
ル付近を捜索。見つかったようで吊り上げ、奥穂の小屋に
搬送するのを目撃!良かったですが、怖いですね。
5/7
午後から雨の予報がはずれ、朝から降ってるのでカッパ
着て6:15下山開始。風もなく暖かいので雨もあまり気になら
ず、7:35横尾に到着。さすがに登ってくる人は少なく、横尾か
らは傘をさしてひたすらバスセンターまで歩く。雨の中観光客
が明神池あたりになると増えるが、今日は景色も楽しめない
でしょうに。途中休憩して食べたり飲んだりして11時ころには
到着。バスで平湯まで戻り温泉に入ってお土産買って、わい
わいとまるで中年の遠足だねと楽しく帰宅。有難うございました。
  まだまだ軟弱な私たち、こういう経験を与えて貰え、感謝してます。天気が良ければ、無事に終わるかも
  知れませんが、ガスがかかったり、雪で道がわかり難くなってる所もあり、いつもいつも人出があるとは
  限らず、しっかりした判断の出来ない者だけでは安易に行けないなあと思いました。和楽路の会の方々の
  お陰です。
前穂高岳と吊尾根 奥穂高岳 涸沢岳と北穂高岳

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