野伏が岳(1674.3M)
5名  晴れ


牧場跡から野伏ヶ岳に向かう
今週最高のお天気、女性ばかり5名で道路工事中なるも通過出来る事を願って、大野和泉村から石徹白に向かいました。やはり途中から鎖がかかっていて、「駄目か引き返し岐阜に回って」と言っていた時に、工事関係者の車が入ってきたので、ここは1番の美人で笑顔良しのTさんにお出まし願って頼み込み入れてもらいました。全員最敬礼して通過。無事石徹白の村に入り、白山中居神社を通り林道手前に車を止めて出発。
野伏ヶ岳

   
林道は荒れてしまっていて、深くえぐれたり崩れたりで自然の力を感じます。すぐに雪道になり、何度か杉林の中をショートカットして進む事1時間半で和田山牧場があったという高原に着きました。広く開けた雪原は素晴らしい眺めの別天地。ゆっくりお昼寝でもしたいところですが、先には我々を待っていてくれるかのように白く光る野伏がでーんとかまえています。雪がしまっていたので、かんじきはつけずに30分くらい少し下って行くと、尾根に取り付く急登が待っています。
南    毘沙門岳

小白山
ダイレクト尾根まで30分、長く思えた急登も上からの眺めに疲れも吹き飛びます。ここで果物を食べたり小休止をして長い頂上までの尾根に向かいます。下は27度の暑い日だったようですが、吹く風はさわやかで汗に気持ちよく、振り向けば牧場あとや蛇行して流れる沢が下に見えます。左手には小白山にかけての広い斜面がゆったりと美しく、リーダーは日曜に山スキーをしたばかりだとのこと。想像するだけでもすごいことです。
頂上までは見えていてなかなか着かない道のりでしたが、眺めはどんどん素晴らしくなり、青空と最後の白い頭だけになった時は来れたんだなあという思いがこみあげました。頂上からは360度の大パノラマに感激しきり!土日は賑わう人気の山らしいですが、今日は後にも先にも我々だけ。大満足で宴会をした後は名残惜しみながら下山開始。

  白山〜別山〜
白山もいつも福井側から見ているのと逆の位置にあり、願教寺山など続く尾根がはっきりと見えました。又福井の経が岳などや岐阜の大日、あとあまりに沢山でわからないのですが、最高の天気とリーダーに恵まれての登山でした。
     降りるのがもったいない!
景色を堪能しながら、危険でないところはお尻すべりを楽しみながら、帰りは元気なyちゃんですので、下まで2時間10分ほど。登りはゆっくりとだったので3時間50分、合計6時間の行程でした。岐阜県側から戻って白鳥を越えて福井に帰ってきました。桜もほとんど終わりかけ、暖かいこの時節に雪の上で楽しめるなんて不思議な気がしました。

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