白草山(1.641M)
2005.11.26 晴れのち曇り  7名

福井(5:00)-黒谷林道分岐(7:45)(8:00)-登山口(8:30)-分岐(9:45)-箱岩山(9:55)(10:00)-白草山(10:20)
白草山(11:40)-登山口(12:30)-駐車地点(12:55)(1:10)-やすらぎ館(4:00)-福井(5:50)

G氏の案内で岐阜県の御嶽山が目の前に見えるという白草山に連れて行ってもらえることになり、急遽メンバーを募りました。
朝5時に集合して福井を出発、大野を経由して郡上八幡をめざします。今日の天気予報は晴れのはず、ただ最近一番当たらないのが天気予報と宝くじとあって、心配しながら車は八幡から左折してR256号線へ。金山を過ぎてR41号から中山七里を通ります。ここは紅葉で有名な所らしいですが、ちょっと遅め、でも名残りがあり十分に綺麗でした。下呂から右折してR257号線に入り、乗政温泉に向かい黒谷林道分岐に到着。
ここまで何と200Kあまり、下道ばかりで2時間45分!G氏の運転テクニックはうまいのか荒いのか??私はしっかりと酔い止めを飲んでいたので無事元気にスタート出来ました。
鎖がかかった林道に入り歩く事30分、途中大きな柱状節理の岩があったり、崖下にもすくっと立った岩があり、その上に何と木々が踏ん張って生きている。えらいもんだなあと感心してしまう。
熊注意にマムシ注意、あと何キロの標識と細かく出ていました。この山は全員初めてとあってルンルン気分・・・♪

覗き込むと深くて怖いのです
30分ほどで林道は終わりここからは本当の登山道。
道は整備されて歩きやすく、急登もなく、初心者向きの山で人気も高いのではないでしょうか。
歩き始めて1時間ほどで尾根に出ると笹の中を歩くようになり、
展望も開けてきます。左手に高森山(1.592M)が綺麗な笹と濃い緑のヒノキのコントラストで、朝の光を受けてやさしい。
この辺りはヒノキが多くてほとんど両脇にあり、後は細いブナなど。もう30分ほど行くと三つ岩、左手に建築家のアートのように切り取られたかのような岩が直立していて、上に載った四角い岩は顔のようです。どこをさして三つというのかと思ったら、頂上付近から見ると、まだ後ろに直立した岩があったのです。
次第に両脇の土が霜で凍ったように固い場所も出てきます。
ここからすぐで箱岩山との分岐、先に箱岩山(1.669M)に行こうと左に足を進めると、右手にど〜んと御嶽山が白い雪でお化粧して我々の目の前に!一番頂上付近には少し雲のヴェールがかかっていますが大きいその姿は、いつも奥越の山などから見る台形のシルエットそのまま。

三つ岩

分岐から箱岩山めざして
箱岩山の頂上は背の高いヒノキにはばまれて御岳側の展望は無い。記念写真を撮ってさっさと白草山に向かいます。
笹の平原が続き、その間を縫うように登山道が見えています。
ヒノキのほかにこの辺りになるとオオシラビソの緑も濃く、笹の間に形良く枝を広げています。
まだ時間が早いので我々だけでしたが、分岐あたりでやっと男性3人に出会いました。今からどんどん増えてくることでしょう。
天候がもっと良くなる事を願いつつ頂上に立ちましたが、なんだかどんどん雲が多くなってくる感じ・・・
頂上は広く、新しい標識なども立っていて、360度の展望。
御嶽山には毎年登っているG氏の説明を受けて、来年は絶対行くぞ!と決めて宴会開始。北陸の山ならば、この高さではもう雪一面でしょうがここは暖かく、風も少ないのか木々も素直にまっすぐ育っている。なだらかに続く高原は広く笹に覆われ、何ともゆったりとした気分にさせてくれます。

箱岩山へ向かう途中で

白草山に向かう

白草山頂上から

山頂にて (写真はG氏提供)

宴会中 (写真はG氏提供)
山頂は広場になっています
そのうち登山者はどんどん増えてきているが、我々福井弁丸出しの賑やかパーティは相変わらず。
お腹が一杯になった頃、雲は一面広がり気温が下がってきた。
御嶽山も最後までクッキリとは行かなかったが、姿を見せてくれていた。これが晴天ならお昼寝していたいような所なのだが、寒くなってきたので宴会終了して11:40、まだ早いが下山開始。
左の写真、登ってきた尾根道と三つ岩。
下りはいつも快調!あっという間に登山口、そこからは林道を周りの木々や木の実を見ながら駐車地点まで降りました。
道路わきには思ったより少ない車の数、皆さん紅葉もすんだし一休み中ですか?
まだ1時前、ゆっくりお風呂に入れると、車は郡上大和の「やすらぎ館」600円也に入りました。道の駅の隣にあり、沢山の車、お土産や地元の品々も豊富でなかなかいいところ。
露天風呂もいくつもあって楽しめて金額的に安く感じるお風呂に満足して帰路に。運転は代わって京の宮さん、負けじと劣らずの運転に恐れ入りました。長距離有難うございました。
G氏とY女史何を語りながら? 細く長いスギの行列

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