夜叉が池
2003.6.15  曇り  7名

久しぶりの夜叉が池
会で清掃登山と言うので参加。梅雨にもかかわらず、雨も降らず涼しくて気持ちよく登れました。駐車場そばではいつもカツラの大木が見送ってくれます。谷川の音を聞きながら歩くと、穂あじさいやササユリの花、濃くなった緑の中でひときわ白く輝くのがヤマボウシ。いつもながらこの水平道だけなら楽なのにと思ってしまいます。
ヒョウタンボクの木を教えてもらい、初めて花の可愛いのを知りました。
残念な事に写真は失敗。

右の花はなんと言う名前でしょう?
左はギンリョウソウ、かなりあちこち咲いていて白く綺麗でした。このか弱さは私みたい、いえ私よなどと好きなこと言いながら、今日はゆっくりペースで池に到着。
早かったので誰もいない静かな池の周りはモリアオガエルの卵の泡が、まるで花のようでした。
近年の登山ブームで環境保全が難しくなっている為、監視カメラ設置で物議になりましたが、どこにも見あたらず、移動されたのでしょうか。この池にしかいないと言う「ヤシャゲンゴロウ」を守る為、シンポジウムが開かれ(6/21)たり、ボランティアパトロール隊員が募られたり、そこまでしないと守られなくなった自然を私たちは考えなくてはいけないのすが、常識を守れないハイカーが増えていると言うことでしょうか。悲しい事です。
池から尾根に出ると岐阜県側はごつごつとした岩の多い急斜面になっていて、ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、アザミなどのお花畑のはずですが、ちょっと早かった感じです。2〜3分咲きというところ。
左手の稜線を三周が岳方面に向かい、笹をかきわけたり、岩に登ったりしながら少しアップダウンを繰り返していくと、2つ目のピーク(1.252M)が広くなっていて、ここで宴会開始。
三周ヶ岳(1.292M)にはもう1時間近く稜線を行かないと駄目で、金沢から来たパーティ、他にも少し行く方々がありました。神戸から来たと言う夫婦は私たちの横で同じくストップして昼食開始。大半は池までの方が多いですが、県境の景色は一変して岩とお花のすばらしいものなので、是非足を向けられる事をおすすめ。でも狭い岩場がありますので、天候によっては充分注意を。
結局、集められたゴミをリーダーが下までもって降りただけになり、ごめんなさい。

ドウダン

アカモノ
 
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