蛇ヶ谷峰(902M)   滋賀県高島市   地図
2007.3.19  曇り  8名

3月に入ってすぐに山の会では「小原〜烏岳〜鉢伏〜板谷の頭〜小原」以来天候が悪く例会は中止が続き、やっと今日は曇りだけど持ちそうなので滋賀県までやって来ました。
3月と2月の気候が逆転したかのようで、連日寒く風も強いが、どんどん日が長くなってきていて、朝明るくなってから集合出来るようになった。国道365号線で敦賀に入り8号線を行き、疋田から161号線に、弘川で303号線、保坂で367号線に入ります。
朽木スキー場や想い出の森を目指して車を進め、左に「くつき温泉てんくう」を見ながら行くと「いきものふれあいセンター」の広い駐車場に約2時間あまりで到着。早速鹿の親子?がお出迎え、カメラを出そうとしている間にいなくなってしまった。
今日も気温は上がらず寒そう・・・、支度をして公園の中右手に行くと奥にかつら谷コースの登山道がありますが、昨年11月メンバーが来た時も入山禁止になっていたけど、大丈夫だったからと紐をかいくぐって入山。綺麗に手入れされいるが一箇所だけ崩れた所がありましたが、難なく通過、等高線をなぞるように道は山肌に沿ってついています。

 

綺麗な登山道

      

かつら谷
下の谷川は秋に来た時は水量も多く綺麗だったそうです。次第に雪が出てきて、何度か渡っては谷を詰めて行くと、カツラの木や滝が景勝を作っている地点に来ました。
このあたりは苔むした大きな岩を木々が食んでおり、秋はさぞ美しい場所でしょう。ここからは尾根に取り付き、高度を上げて行きます。雪が増えていきますが、休日に歩いた跡がありつぼ足でO.Kです。想いでの森に出る尾根コースとの分岐からはもっとしっかり雪は踏み固められています。
時折、日が差すものの雲が多く景色も霞んでいて少し残念!
1時間50分で頂上に到着、ここからは360度の展望で、琵琶湖から白く光る伊吹山(1.377M)、金糞岳(1.317M)、反対側には比良山系の武奈ヶ岳(1.214M)などが見えます。
青く光る琵琶湖は本当に大きい!風が冷たくゆっくり見ていられないので少し下って、昨日の登山客の踏み固められた場所で昼食タイム。手袋を離せないのはマイナスの気温だからでしょうか。久しぶりに山の仲間と飲んで、食べて、好きな事言って・・・

     

   

頂上

琵琶湖の奥に伊吹山が・・・霞んでいる
ご機嫌になった所で宴会を終え、まだ12時前だけど下山開始。今度は分岐から尾根コースをたどります。
ずっと整備され階段が綺麗に付けられており、山道ではないような・・・。ここはアセビの木が多く、白からピンクまで満開でした。
手入れが良いのもあるでしょうが、鹿が下草を食べるのでしょうか、どこも掃いたように綺麗。下に近づくと植林された木々にはビニールテープがきれいに巻きつけてあり、皮を食べられないようにしてあるのでしょう。
あっという間に麓の林道に着き、公園の中を通りもとのセンター横の駐車場に1時間ほどで到着。
朽木温泉てんくうに入って帰る予定が、月曜は定休日。
残念!と365号線沿いの365スキー場のお風呂に入って帰福。
楽しい一日を有難うございました。(^_^)v
山中で出会った人は尾根コースからの1名だけ。
わずかに山肌には白いミヤマカタバミ少し、バイカオウレン一株、イワナシ少しが咲いていました。

比良山系

   

尾根コースの登山口

バイカオウレン?

イワナシ

アセビ

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