銀杏峰(1.440.7M)
2005.2.7 晴れのち曇り 11名
2月に入り雪も収まって、今日は穏やかな一日・・・ 6時半に集合し大野に向かう。私とJちゃんは荒島岳に行きたいので「リフトに乗りた〜い。」と車の中で叫んでいるが、却下されたとみえ158号線を宝慶寺に向かい右折。 道路は綺麗に除雪されているがお寺までで、車は林道の入り口辺りに停めて仕度をする。今日はなんと9名に、金沢から2名の大勢で心強く、かんじきをつけて出発。 アイゼンもピッケルも持ってきたが多分いらないだろうというので、少しでも軽いのを望むYちゃんは即ザックから出してしまうが、何名かはきちんと持参の様子・・・ふ〜ん・・・(-_-;) 新雪が少しあるものの、昨日の山スキーの跡があり助かる。 8時少し前にスタート。林道を少し歩くと「いこいの森」、 ここから左手に入り名松コースを行こうとしたら、もっと先にコースと合流できるのぼり口があると金沢の方に言われ、長い林道を歩き出す。 |
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右手「いこいの森」キャンプ場 |
杉林の中の林道を行く |
嬉しい事に空はどんどん青くなってくる。 両側のスギは雪をどっさりかぶりクリスマス・ツリーのよう。 この辺りはもう積雪は2Mはありそう。 行けども行けども林道は続き、いこいの森の管理棟から1.5キロ程行くとやっと埋もれかかった標識が現れる。 車を停めた所から1時間近くかかった。 ここからは名松コースと合流する道らしい。 昔からの夏コースしか行ったことが無く、今日始めてで嬉しい。雪はどんどん深くなり、しばら行くと大野市と山々が展望でき、立派な松が雪をかぶりながらも堂々と立っている。 風雪○○年?頑張ってくださいねと声をかけたくなるお姿でした。スキーのシュプールはまだあり、前を健脚組が行くので軟弱Yちゃんは今日はラッセルもしなくて良く、快調!! 10時少し前の時点でGさんはお仕事の為、一人下山する事に。 う〜ん、お酒飲めなくて可愛そう・・・ |
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雪はますます深くなり、ブナなどの木々の枝をかいくぐりながら歩くという状態で、うっかりすると雪をかぶってしまうほどです。 重そうに耐えている木々たち。 もう3Mは楽にあるでしょう。本当の銀世界でとても綺麗! 風も無く穏やか・・・来てよかったと感じさせてくれる瞬間。 急登を登りきると視界は一気に開け、1.150Mの地点に到達したことがわかります。荒島岳も先週の飯降山も勝山方面の山々もすっきりと広がって見えます。 |
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頂上は左の写真のまだ向こうらしい。 体調の良くない(?)方お二人はここのピークで待っているというので、私たちはもう少し先まで行く事にする。 一旦少し下り登り返す。普通気候条件が悪ければ、このピークまでで終える事も多いらしい。 又、もっと雪が締まってきて凍るとアイゼンが必要になるとのこと、今日は新雪が多く必要ありませんでした。 |
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本当にすごい雪で、こんな中を歩けるなんて幸せ! | 私の前を行くのはJちゃん、かっこいい! |
また、少し開けた地点に来ると、金沢のお二人以外が待っていてくれました。ここで今日はやめるとのこと。高度計を見ると約1.300Mあたりで、頂上はあと1時間もかからないらしいが、 もう3時間以上歩いているし、下に2人いることだし・・・ というので荷物を置いて様子を見に登っているお二人の戻るのを待って、宴会開始。 ピークのほん手前まで行ったらしいが、ガスが出てきたので辞めて戻っていらしたとのこと、私たちのせいでピークに立てなかったとしたら申し訳ないことです。それにしても金沢のKさんは本当に小さい身体なのに鉄人的体力、いつも男性に負けずに高い山をこなしているご様子・・・すごい!! |
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今日はどういうわけか、いつも鍋的なメニューが多いせいか、皆さん考える事が同じになって、リーダーのおでん以外は焼くものばかり。焼き鳥やシシヤモを肴に盛り上がりました。 Kさん頂き物と言いながら、出してきたのはマムシ酒。 しっかりマムシが入っていてびっくり! 恐る恐る味見だけさせてもらいましたが、よくわからなかった。 少し曇ってきて部子山辺りにガスがかかってきたりしましたが、そのうち消えたりで天候は落ち着いていて良い一日となりました。1時前に下山開始。 |
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部子山 |
宴会風景 |
登る時はジグザグであったところもショートカットでぐんぐん降りて、始め登りだそうとした尾根との分岐地点に出る。 健脚組はそこを駆け下りているのがわかりましたが、私たちは元来た林道を忠実に下りました。これが非常に長い! 行けども行けどもという感じで、Gさん一人でどっちを降りたかしらと話しながら、やっとキャンプ場に。 天候は落ち着いていて、白山方面もすっきり見えている。 キャンプ場をつっきり近道で林道の入り口に到着。 1時間半以上はかかったと思います。 無事下山でき、ミラクル亭のお風呂には30分前について入れました。4時で休憩など終了なのです。それにしてもこのお風呂に行くまでの階段は長くてお年寄りにはつらいのでは? 頂上を踏めず残念でしたが、皆さんと楽しい山行を出来て幸せな一日でした。感謝!! |